8年ぶりの記事

はてなダイアリーを卒業したのは、もう8年以上も前だったのをあらためて思い出しました。

ある事情により、しばらくの間、Googleでの検索結果に表れない代わりに、はてなダイアリーがヒットするため、久しぶりにこちらに書き込んだ次第です。

現在の更新は、こちらで行っていますので、今後ともどうかよろしくお願いします。

http://www.ronworld.net/

【重要なお知らせ】 二番搾り、ついに引越し…

 いつも「龍的思考回路 定点観察二番搾り」をご覧いただいてありがとうございます。
 かねてからお伝えしてましたように、諸般の事情から1年ほど利用させていただいた「はてなダイアリー」を卒業しました。

 新しいURLは、以下の通りです。リンクしていただいている皆さまには、大変お手数ですが、機会のあるときに変更いただけると幸いです。

 http://www.ronworld.net/blog/

 基本的に5月分については、コメントも含めて、新しいサイトに引越しを済ませています。もしリンク切れや、コメントが書けないとか、正しく表示しないなどの問題がありましたら、ひきつづき、ここの「はてなダイアリー」でも結構ですので、お知らせいただけるとありがたいです。

 今後とも、龍的思考回路をよろしくお願いいたします。


 引越し作業に伴って、週末の更新はもちろん、なかなかみなさんのサイトにお伺いできないのが残念です…

 874 最近の図書館

ちょっと暗くてわかりにくいですが…


 以前の二番搾りで、図書館に行くことが多いと書いたが、最近は無駄に忙しいので、あまり長い時間図書館にいることも、よほどの理由がない限り遠くの図書館まで足を運ぶことはなくなった。かと言って、図書館に全く行かなくなったわけではなく、毎週末は一度は行っている。ただ行っている時間がわずか数分程度と短くなった。なぜなら、あらかじめ予約した本を受け取るだけだからだ。

 ふと寄った本屋さんに行く。読みたい本を見つけたら、携帯電話で図書館の蔵書検索で調べて、該当があったら、その場で貸出予約してしまう。また、新聞の読書欄でも同じで、読みたい本があったら、まず図書館のサイトで蔵書状況を確認して、あったら予約。本を読みながらでも、その本の中で参考資料として紹介されている本があったら、やはり同じように確認、予約する。
 人気の本だとなかなか手に入らないが、比較的新しい新書でも2週間程度で確保できる。確保できれば、メールですぐにお知らせが来る。今日も、図書館から確保ができましたとのメールが来た。あとは近くの図書館に行って受け取るだけだ。あぁ、なんて便利なんだろう。

 昔は、予約することがとても面倒だった。まず申込書に細々と書かないといけなかったし、希望する本が確保できると、メールなんてものはないからまず電話連絡。あいにく電話に出られなかったり、留守番電話になってなかったりすると、今度ははがきでお知らせだった。申込みから実際に本を受け取るまでに、相当な時間が掛かったものだ。それがすべて片手で、あっという間に終わってしまう。あぁ、なんて便利なんだろう。

 あまりに図書館が便利になるのは大いに結構だし、その分税金を納めているはずなので、そんなに気にすることでもないはずだが、本屋さんの商売に影響しないかちょっと心配になる。


 先日の二番搾りでおかしいのではないかと指摘した天声人語の記事について、昨日その旨の書かれた「訂正記事」が載っていた。


 先日、尼崎駅の時刻表に触れた。朝8時台に大阪駅や京都駅方面へ向かう電車が40本あり、東京の山手線が二十数本だから、確かに、かなり密だと思ったと書いた。山手線は複線だが、尼崎の方は複々線だ。従って、山手線ほど密とは言えない。
 ただ、日頃から東京の通勤線については、「密」を通り越した「過密」という思いがある。それほどではないにしろ、尼崎の方も既に「かなり密」な状態と感じられた。
 「自分のものの見方が誤ってました」と、ちょっとは反省するなり詫びるなりして欲しかったな。


◆5/20 7922歩 / 帰りがけに公園で消防訓練しているのを見かける。遅い時間におつかれさまです…。

 873 別に知らなくても

まさかこの顔に秘密があるとは…


 16時過ぎからの会議が始まるまでの間、キティちゃんの本名はなんだろう?というのが話題になった。ハローキティというからには、
 ハローが名字で、キティが名前じゃないか?
という提案に、世の中いろいろな名前があるから否定はできないものの、どこか決定打に欠ける主張だと言う感じだった。先程調べてみたら「キティ ホワイト」というのが本名のようだ。そういえば、ダニエルというキティの男の子版ってのもいたな…ということで、本名を調べてみたら「ディア ダニエル」というらしい。別に知らなくてもいいけど。
 別に知らなくてもいいけど、ちょっと気になる問題をひとつ。一説によると、アンパンマンの本当の顔は、アンパンになっている部分ではない…という噂を聞いたことがある。というのも、アンパンマンは、困っている人を助ける際、自分自身の頭であるアンパンの一部を提供することで知られている。しかし、あらためて考えてみると、頭が一部でも欠けていても問題ないということは、どういうことだろうか?頭が本当に頭として昨日しているのであれば、欠けているというのは、普通ではない。すべての行動に影響が出てしまうと考えるのが自然だ。そういった事情もあり、彼の頭は本当の頭ではなく、実はアンパンマンがしているベルトだというのだ。もともと聞いたときには、確かベルトに、彼の顔が描かれているとのことだったが、あらためて確認すると、ベルトではなく、彼の着ている衣装に、顔が描かれていることがわかる。おそらく彼の顔は、お腹にあるというのが真相だろう。まるでど根性ガエルだ。
 こちらについては、引き続き鋭意調査中。何か情報がありましたらお寄せください。

◆5/19 6366歩 / なんで急に6000歩台になったのかよくかわらない。

 872 99円ショップ

 100円でなくて、99円ショップというのが、最近あちこちにできている。なんでもかんでも税抜き99円という値段は、決して高くはないけど、必ずしも安いというわけではないことに気を付けなければならない。99円ショップで買った商品を別の店では、80円台…なんてのを見つけると、わずか10円ちょっとの違いなのに、かなりもったいない気がしてしまう。

 品揃えはまずまずで、日々の生活を送るために必要な商品は必要十分に揃っていると思う。ただ最近残念なのは、それらの商品が、一般のメーカー品から、99円ショッププライベートブランドに、どんどん変わりつつあると言うことだ。

一般のメーカー品と比べて、品質自体に問題があるとは全く思わないけれど、なんだか損した気がしてしまうのは僕だけだろうか?一般のメーカー品は、最初から99円で売るように作られているとはとても思えず、おそらくは、なんらかの事情で在庫調整などによって市場に流れてきた…と想像できる。実際メーカー品は、突然商品の棚に突然登場したと思ったら、突然消えることはよくある。そういう意味で、メーカー品が選べるというだけで、なんだかお得感があるのだ。一方、99円ショッププライベートブランドは、当然最初から99円で売るために作られているはずで、それに見合った作られ方をしているような気がしてしまう。

 そんな思いをしている中で、先日、一般のメーカー製の一袋500gのホットケーキの素が突然なくなってしまった。その代わりに置かれていたのが、やはり99円ショッププライベートブランド商品だった。ホットケーキの素は、メーカーによって大差はないので、単純に量が多ければそれでいいのに、プライベートブランド商品は、200g×2袋のだった。つまり実質100g分の値上げになっていたのだ。

 まぁ文句があるのならば、買いに行かなきゃいいんだけど、お店と見えない駆け引きしているみたいで、つい寄ってしまう。

◆5/18 8652歩 / 今日はかなり久しぶりに人形町へ。それだけでちょっとくたびれる。

 871 またまた…

 この手の記事が続くので、読む皆さんは、ちょっとつまらないかもしれませんけど、また見つけてしまったので、おつきあいください。
 今日の日経ビジネスのウエブサイトに、「JR西日本、ブレーキなき組織の暴走体質」 なんていうタイトルが出ていた。ちょっと長いけれど、その一部を引用する。(日経ビジネス「JR西日本、ブレーキなき組織の暴走体質」

「魔のカーブ」。それは100人超の死者を出したJR西日本の尼崎脱線事故現場ではない。大阪府の南端、同社の阪和線にあった。
大阪の天王寺駅を出発した特急「オーシャンアロー」は、阪和線の終点、和歌山駅を目指して61kmをノンストップで走り抜けていく。そして直線を時速120kmで飛ばして和歌山県との県境に近づいたところで、列車は急ブレーキをかける。大きく左に旋回し、カーブの途中にある和泉鳥取駅に突っ込むように通過していく。
ノロノロ運転で走る時代の路線だよね」。運転士は苦笑する。
特急が走る路線に、これほどの急カーブが存在することには訳がある。
阪和線が開通したのは1930(昭和5)年のこと。大阪の中心から南へと延びるローカル線は、そもそも時速120kmもの高速で走ることを考えて敷設されていない。「103系」という40年前に開発された列車が、今でも現役で走っているほどだ。
ところが、時代が変わって「鈍行列車」と同じ線路の上を、特急や快速が走り抜けていく。特に、94年から関西国際空港へのアクセス鉄道となると、特急や快速の本数は急増した。18年前の民営化時に平日124本だった快速列車は、今では倍の数に上る。過密ダイヤ、長い直線の後の急カーブ、そして新型自動列車停止装置ATS-P)の未整備区間…。和泉鳥取駅は、尼崎脱線事故の状況と酷似している。


 はぁ…またこんな記事か…と、いちいち突っ込んでみたくなる。
 阪和線は、私鉄の阪和電気鉄道として建設された当初から、並行して走る南海鉄道と競合することがわかっていたため、徐々にスピードアップし、1933年(昭和8年)12月に天王寺−東和歌山間を、なんと45分で走り抜けていた。平均速度(表定速度)81.6km/hは、当時の最高記録であり時速100km程度はごく普通の速度だったことになる。戦後も長きにわたってその記録は破られなかった。そういう面から見ると、阪和線が一般的なローカル線とは異なることは明確で、当時から高速指向の路線だったのだ。確かに、戦前から比較すれば、列車本数は増えているし、ATS−Pの取り付けもできていない点は、他の路線と同じだと言える。一部の区間が、直線の後の急カーブになっているに過ぎないだけで、酷似というほどでもない。

 こういう記事を見ると、やはり最初から批判をするために書かれたんじゃないかとしか思えない。
 今回の問題の原因は、JR西日本という組織そのものにあったとは、これまでの報道を見る限りでは、ほぼ間違いがない。でも、その問題を引き合いに出すために、誤った情報や不安を煽るような表現は、やはりどうかしていると思う。

◆6290歩 / 最近東京はどうも肌寒い。社内の室温も低い感じだったし、なんだか一日中寒かった気がする。

 870 自己満足

 環境問題は、もはや「問題」という特別のモノではなく、日常に深く入り込んできている。特に企業活動では避けて通れないために、どこもかしこも、(本当かどうかはともかく)環境に配慮している姿勢を前面に押し出している。環境に配慮した商品がとても目に付くようになった。まぁ配慮しないよりはましなんだろうけど、果たして、これが本当にこれらの商品を買い求めることが、環境に配慮することとつながるのかどうかを考える必要があるんじゃないのだろうか?
 たとえば、環境に配慮したり、消費電力が小さい商品を買うことは、日々の維持費が下がるし、下がった分だけエネルギーを使わないから環境にいい…ということになる。けれど、この新製品が世に送り出されるまでに、かかったエネルギーがどれくらいなのかを考えたことがあるだろうか? 製品を作ること自体に膨大なエネルギーが使われているはずだ。もちろん企業にとっては、買ってもらわないと成り立たなくなるわけだから、環境を前面に押し出した宣伝も致し方ない気はするが、例えば、壊れてもいないし、まだまだ十分使える商品を買い換えてまで、「環境に配慮した」製品を買い求めるのはどうかと思うのだ。多少消費電力が大きいものの買い換えずにそのまま使うのと、(作り出すためのエネルギーを使った)環境に配慮した新製品+多少消費電力が小さいものと比較したら、果たしてどちらが地球に優しいのだろう?

 またまた朝日新聞天声人語(5月15日付け)から、一部抜粋。

 40年前から昆虫の標本作りを教えてきた埼玉県川越市の元教諭、会田冨士夫さん(72)にも似た経験がある。数年前、秩父地方で網を手に夫婦で昆虫を観察していたら、後ろでささやく声がした。「あの人、自然を破壊してるのよ」。若い母親がこちらを指さして、子どもに言い聞かせていたという。

 この若い母親の気持ちもわからなくはない。だけど、目の前で標本にするために集められる昆虫と、直接見えないところでの開発などによって昆虫すら住めない環境が増えつつあるという状況と比べて、どちらが自然破壊をしていると言えるのだろうか?
 先述の環境問題と話が似ている。環境問題を身近に考えることはとても大事なことだ。けれど、目に見えることばかりを優先して、本来の目的であったはずの環境を守る、地球を守るということは、どういうことなのか?がわからなくなっているのではないか? 見えないところで環境を破壊しつつ、目の前の微々たる環境を守ることばかり優先していくことは、自己満足以外の何者でもない…と言ったら、言い過ぎかな?

◆5/26 12161歩 / 昼間ちょっと外出してきたので、ついに平日初の1万歩越え!